船田 正史の【Stageα】AmazonクエストStageαは効果なし?内容暴露
船田 正史さんの
【Stageα】AmazonクエストStageαは有名ですよね★
出典元:日経クロストレンド
「日本史」は企業の広報担当者にとって、プレスリリースの書き方やトラブルが発生した際の危機対応などが学べる最高の教材。誰もが知る有名事件なら事案の背景説明は不要。事の一部始終も明らかですから、本来どう対応すべきであったかはプロの広報ならすぐ分かります。このコラムでは、現役の企業広報が書いた書籍『もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた』(日経BP)より一部引用して、日本史に登場する有名な出来事を題材に広報術を学びます。今回の教材は「武田信玄の死」です。
【関連画像】日本史の有名な出来事を題材にして、プレスリースの書き方や企業のリスクマネジメントについて面白く学べる『もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた』
現代の企業、特に株式を上場している企業の場合、経営上のリスクは適時株主に開示する義務があります。経営上のリスクとは、例えば経営者の健康状態です。米アップルの創業者で、今ではすっかり伝説の経営者となった故スティーブ・ジョブズ氏が膵臓(すいぞう)がんになった際も、アップルはその事実を公表しました。そのとき、まさにアップルで広報をしていた私は、今でもその対応を鮮明に覚えています。
しかしこのような適時開示という発想は近代的なもので、逆に昔はいろいろな欺瞞が行われてきました。特に戦乱のさなかにおいては、情報操作も重要な戦略です。例えば、もし戦国時代に広報がいたとしたら「いかに相手をだますか」が、広報の重要な仕事だったことでしょう。
甲斐の国の武将で騎馬軍団を率いて、周囲の武将から恐れられた武田信玄。様々な逸話のある歴史ファンにも人気の武将ですが、「その死を3年間隠し通した」ことでも有名です。この逸話から黒澤明監督の『影武者』という映画も作られています。
というわけで、武田家の広報として武田信玄の生死についての公式見解、武田家広報の内部資料としてのQ&Aを作ってみました。
報道関係者各位
元亀4年(1573年)
武田家
当家当主の生死に関する一部報道について
本日、一部報道機関において当家当主武田信玄が死亡しているとの報道がなされましたが、本件は当家が発表したものではありません。当主信玄は健在です。
【武田信玄について】騎馬軍団を率いた武闘派大名として知られ、特に上杉謙信との川中島対抗戦は「戦国名勝負100選」にも選ばれています。また、信玄堤などの土木工事で庶民からも人気で、「元亀3年版上司にしてみたい武将」ランキングでは1位に輝いています。
〈以下部外秘〉
Q:武田信玄は死んだのではありませんか?
A:いいえ。健在で、執務中の姿を多くの家臣が目撃しています。
Q:影武者がいるとの噂は本当ですか?
A:噂については当家ではコメントしません。信玄は至って健康で、天下統一に向けて戦略を練っています。
Q:信玄本人に会うことはできますか?
A:現在上杉家との川中島対抗戦の準備中で、多忙につきすべての取材は一律に辞退させていただいています。
口コミとかで
いろいろな意見の書込みがあるけど
実際は【効果なし】なの?
何でも個人差はあるから仕方ないんですけどね
ほとんど全員が【効果あり】みたいに書かれてるのが
ちょっと怪しい気もすんですけど・・・
でもちょっと期待もしてしまいますよね
やってみようか・・・悩むな~