JAL、アメリカン… 大手航空会社が予約注文する新旅客機の正体(日経クロストレンド)

アフィリエイト個別コンサルコースの効果が気になる!体験ブログの口コミ

梅林 昭郷さんが出してるアフィリエイト個別コンサルコースが注目されてて
私も気になってます。(^^)ゞ

ただ、ちょっと口コミとかが
ヤラセっぽく感じるくらい大げさなような・・・

出典元:日経クロストレンド

2023年12月4日発売の「日経トレンディ2024年1月号」では、「2024-2030大予測」を特集。最速マッハ1.7の超音速旅客機「Overture(オーバーチュア)」は、24年に製造を開始し、29年末から30年にかけて就航という計画。現時点で、日本航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空の3社が予約注文(オプション契約も含む)をしている。

※日経トレンディ2024年1月号より。詳しくは本誌参照

 今日はシンガポールに日帰り出張で、明日は北米――。現在Boom Technology(以下Boom)が開発中の、最速マッハ1.7の超音速旅客機「Overture(オーバーチュア)」で、世界はますます“小さく”なりそうだ。

 超音速旅客機は、実は50年近く前に実用化されていた。1976~2003年にはブリティッシュ・エアウェイズとエールフランスが最大速度マッハ2の「コンコルド」を大西洋路線などで運用。しかし運用コストが高過ぎ、運航開始直後の1976年11月には製造中止が決定されるなど、商業的には失敗だった。Boomのオーバーチュアは、最新技術により、コンコルドの課題だった採算性、環境負荷、騒音などの問題の解決を図っている。

 その鍵となるのは、燃費を改善する乾式ターボファンエンジンの新開発だ。旧コンコルドは3時間半で大西洋を横断すると、約90トンもの燃料を消費し、運航コストはジャンボジェットの約3.5倍。ファーストクラス以上の運賃が必要で、乗れる人が非常に限られていた。これは超音速飛行のために、排気に燃料を噴射する「アフターバーナー」機構を使っていたのが主な原因だった。オーバーチュアでは、アフターバーナーを使わないエンジンにより燃費を改善。運賃はビジネスクラスより少し高い程度で収まる見込みだという。

 さらに、原油の代わりに廃食油やバイオマス由来原料を用いた航空燃料「SAF(持続可能な航空燃料)」への対応により、環境負荷を大幅に低減できる。また、機体の形状の工夫などで、騒音もコンコルドよりは抑えられる見込みだ。

 オーバーチュアは24年に製造を開始し、29年末から30年にかけて就航という計画。現時点で、日本航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空の3社が計130機の予約注文(オプション契約も含む)をしている。

 騒音対策のためオーバーチュアでの超音速飛行は海上のみだが、Boomによれば世界600以上の路線で所要時間を半分にできる。20機の優先発注権を持つ日本航空では「運賃次第だが、ビジネス利用が中心と考えられる。まずは北米西海岸やシンガポールなどの路線が候補」(同社事業開発部の薮本祐介氏)という。

注)「2024-2030大予測」は、「日経トレンディ」2024年1月号に掲載しています。

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