プロセッサーを強化したアマゾン「Fire Max 11」の最適用途は?(日経クロストレンド)

吉岡 薫の競艇ナイターレースで1000万円 夢投資法は効果なし?内容暴露

吉岡 薫さんの
競艇ナイターレースで1000万円 夢投資法は有名ですよね★

出典元:日経クロストレンド

一見魅力的な製品だが、果たして買って大丈夫と言えるのか。製品チェックに秀でた識者が一刀両断する。アマゾンの「Fireタブレット」最上位モデルをペンとキーボードとともに評価した。

【関連画像】薄型化し高級感ある仕上げ

※日経トレンディ2023年8月号の記事を再構成。

 アマゾンの「Fireタブレット」シリーズは、一定の性能を備えながら1万円台で買える低価格タブレットとして希少だった。しかし、2023年6月に登場した最上位の「Fire Max 11」は実勢価格3万4980円(税込み)からと、コンセプトを覆したかのような“高級モデル”だ。その価値があるのか検証していく。

【Fire Max 11(アマゾンジャパン)】本体 実勢価格3万4980円(税込み)
キーボード付きカバー+スタイラスペンセット 実勢価格4万7980円(税込み)
・本体サイズ・重さ/幅259.1×高さ163.7×厚さ7.5ミリメートル・490グラム
・プロセッサー/Cortex-A78(最大2.2GHz)×2、Cortex A55(最大2GHz)×6
・メモリー(RAM)/4GB
・ストレージ/64GB
・バッテリー駆動時間/最大14時間

 製品名の通り、画面サイズは11インチで、従来の「Fire HD 10」(10.1インチ)より1サイズ大きい。だが画面の縁(ベゼル)が約7.8ミリメートルと細くなり、画面サイズの割に本体が大きくなっていないのは立派。重量は490グラムと、Fire HD 10(465グラム)からは少し重くなったが、Androidタブレットとしては軽い方だ。Fireタブレットの既存モデルは樹脂製だったが、Fire Max 11の背面はアルミニウム製で高級感がある。金属製になってもそれほど重くなっていないのは素晴らしい。

 画面の解像度は2000×1200ドット。縦横比は5対3で、計算上はパソコンで一般的な16対9と16対10の間になる。4対3のiPadシリーズや、3対2のSurface Proシリーズに比べると細長いと感じる。とはいえAmazon Prime Videoなどの動画視聴が中心なら、横長の方が動画がうまく収まるので都合がよい。画質はかなり良く、明るさも十分なので動画視聴には間違いなく向いている。また、画面を横向きにして、2つのアプリを並べて立ち上げるときも、横長の方が使いやすい。

●プロセッサーは大幅に向上 電源の指紋センサーが快適だ

 プロセッサーは、「Fire HD 10 Plus」よりも50%高速化しているという。ベンチマークのスコアだけ見るとAndroidタブレットとしては中の下といったところだが、Fire HD 10 Plusなどからは大幅にレスポンスが向上しており、もっさり感がかなり改善している。体感上の処理能力は上々で、映画やドラマを見たり、ウェブサイトを閲覧したりで遅さを感じることはなかった。

 とはいえ、高負荷のゲームを快適にこなせるほどではない。特にメモリー(RAM)が4GBしかないのは残念だ。安価なAndroidタブレットでも、最近は8GB搭載モデルが多いので物足りなく感じる。ただ、これによってコストを抑えられたという側面もあるという。

 非常に便利なのが、電源ボタン一体型の指紋センサーを搭載している点。電源ボタンを軽く押すだけで、すぐさまスリープ状態から復帰できる。安価なタブレットで指紋センサー搭載機は少ないので、大きな優位点といえるだろう。

 一方で少し残念なのが、充電に少し時間がかかるところ。付属の充電器は9Wと出力が低く、使い切った状態からフル充電までに約4.2時間かかる。最大15Wの充電に対応しているので、高出力のUSB Power Delivery対応充電器を持っている人は、そちらを使って充電時間を短縮するのがお勧めだ。

 また、全地球測位システム(GPS)が使えない点も要注意。GPSを利用する位置情報ゲームや、カーナビアプリはあまり実用的ではない。最近のAndroidタブレットは格安モデルでもGPSが使えることを考えると残念な部分だ。

●キーボードは日本語配列 ペアリング不要なのは便利

 Fire Max 11には別売りのキーボードカバーがある(税込み1万980円、本体と同時購入ではプラス同9000円)。Fire HD 10 Plusのキーボードカバーが6980円(税込み)だったのと比べるとちょっと高いが、以前はBluetoothによる無線接続だったのが、専用ピンでの接続になり、より簡単につなげるようになった。キーボードは日本語配列で迷わず利用できるし、キーピッチ約17.8ミリメートルとコンパクトながら打ちやすい。タブレットをモバイルノート代わりに利用したいと考える人にもお薦めできる。

 また、別売のスタイラスペン(4980円、税込み)で描画やコメントの記入などができるのもよい。この価格帯のAndroidタブレットには、ペン対応モデルがあまりない。Fire Max 11とスタイラスペンのセットは3万8980円(税込み)で、専用ペンで手書きができるタブレットとしては、最廉価クラスだ。ペン対応タブレットでは「10.2インチiPad」(第9世代)がライバルの一角になると思うが、こちらはペンとセットで6万円を超える。

 ペンの書き味はなかなか滑らかで、遅延も若干あるが気にならなかった。ただ、せっかく手書きできるのだから、専用のノートアプリを用意してほしかった。このペンは充電式ではなく単6電池が必要となる。電池はコンビニなどでは手に入らないので、予備を買っておきたい。

 アマゾンの音声AIサービス「Alexa」に対応しているのもFireシリーズの特徴の一つだ。画面を上から下にスワイプして「Showモード」をオンにすると、同社の画面付きスマートスピーカー「Echo Show」シリーズのように利用できる。また、「デバイスダッシュボード」という機能で、屋内のIoT対応照明器具などを操作する機能もある。対応家電を持っている人は、Fire Max 11をリビングに設置してリモコン代わりに使えるので便利だろう。

●最大の弱点はアプリストア Google系のアプリはない

 Fireタブレットシリーズの最大の弱点が、「Google Playストア」を利用できないこと。アプリは独自の「Amazonアプリストア」からのインストールが基本となる。このストアのタイトル数が少なく、人気のゲームタイトルでもプレイできないものが目立つ。例えば、「原神」や「ウマ娘 プリティーダービー」は遊べない。プロセッサー性能が向上したのに、遊べるゲームがさほど増えないのは残念だ。「Google Chrome」や「YouTube」などグーグル系のサービスもアプリが無い。グーグルの秀逸なメモアプリ「Keep」が使えないのはペン入力ができるタブレットとしては惜しい。

 なお、Fire Max 11を購入するとワードやエクセルなどが含まれる「Microsoft 365 Personal」を3カ月利用できるライセンスが付属する。前モデルであった「Fire HD 10 エッセンシャルセット」では1年間のライセンスが使えたので、期間が短くなったのは少し残念だ。

 Fire Max 11はアプリが少なめだが、画面がきれいで、ペンやキーボードが使いやすいのが大きな魅力。「iPadを仕事に使いたいが、高くて気軽に買えない」と考えている人には検討してほしい製品だ。

【結論】ペン対応機として高コスパ アプリ量に納得なら買い
★★★★☆ 4.0

【ビジネス書作家/戸田覚氏】
プレゼンやIT活用などのテーマで150冊以上の書籍を執筆。パソコンやIT製品のレビューを30年以上続け、YouTubeでも動画を配信。近著に『おうち仕事術 テレワークを最適化する50のテクニック』(翔泳社)

注)ストレージ128GBモデルもあり、実勢価格は3万9980円(税込み)

口コミとかで
いろいろな意見の書込みがあるけど
実際は【効果なし】なの?

わたしが気になっているのはコレ・・・

何でも個人差はあるから仕方ないんですけどね

ほとんど全員が【効果あり】みたいに書かれてるのが
ちょっと怪しい気もすんですけど・・・

でもちょっと期待もしてしまいますよね

やってみようか・・・悩むな~

カテゴリー: 未分類 パーマリンク