宮本武蔵をマスコミに売り込むための「起案書」を作ってみた(日経クロストレンド)

クイックexp200記事【top】の口コミと内容のネタバレ!実態が2chに流出?

出典元:日経クロストレンド

剣豪・宮本武蔵が将来にわたって長く語り継がれるように、その人物像が浮き彫りとなる「ストーリー」を設定し、マスコミに売り込む方法について考えてみます。発表会の全体像が分かりやすくなるよう、広報的な視点で「起案書」を作成してみました。

【関連画像】空から見た現在の巌流島(画像:村上智一/stock.adobe.com)

●「小次郎敗れたり!」はいつ言うのが正解か?

 さて、前回のテーマは、プレスリリース以上に重要なのが「ストーリー」であるということでした。その事例として、剣豪・宮本武蔵を大企業(大名)にコンサル(剣術指南)として売り込むためのストーリーを考えました。ライバルである佐々木小次郎との対立構造を利用し、巌流島での決闘というニュース性を付加した状態でマスコミの取材を誘致し、宮本武蔵という人物をマスコミの中で躍動させようというわけです。

 ここで、筆者が日ごろ作成している社内向けの起案書のテンプレートで、今回の企画内容を整理してみたいと思います。

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【宮本武蔵 vs 佐々木小次郎 決闘取材企画(起案番号:慶長001-3)】
TO:宮本武蔵CEO
写し:村屋勘八郎さん
起案者:広報鈴木

・企画の狙い:宮本武蔵伝説の記事化。これにより剣豪として高いレピュテーション(評判)を獲得、大手大名への仕官契約への足がかりとする。

・キーメッセージ:「小次郎敗れたり!」
※競合コンサルタントである佐々木小次郎を打ち負かしたことを分かりやすく記事化していただくため、引用されやすいフレーズとして宮本CEOにはこのキーメッセージを意識的に発信していただく。これにより「宮本武蔵=巌流島対決で勝った武士」というシンプルながらパンチのあるメッセージとなり、メディアが取り上げやすくなります。

・ターゲット読者:戦国大名

・ターゲットメディア:主要ビジネス系媒体(添付「戦国大名に強いメディア。xls」)

・KPI:ターゲットメディア全媒体にキーメッセージが掲載されること。
※公式SNS『武蔵の決闘ちゃんねる』での配信も行います。

・実施概要
(1)会場:巌流島
※離島につき、遅刻する記者が出る可能性あり。そのため宮本CEOは遅刻している体で記者が集まった段階で到着いただくよう広報側で調整(担当:村屋さん)。
 前乗り担当が記者団にブリーフィングを実施(担当:鈴木)。

(2)プレゼンテーション:なし(到着後直ちに決闘を開始願います)
【重要】宮本CEOの立ち位置はテープでバミってありますので決闘前に必ずご確認ください。

(3)事後囲み取材:あり
※仮に対決で負けた際は囲み取材なし。広報コメントで対応予定。

(4)事後リリース:不参加のメディアに対し事後リリースを配信予定。

(5)特記事項:佐々木小次郎氏側が手ごわいという印象付けの意味で「三尺(約90センチメートル)」の真剣の使い手であることを誘致の段階で記者にインプット。決闘への期待感を醸成します。なお、相手の刀は真剣ですが、決闘後のイメージダウンを避けるために宮本CEOは木刀となりますのでよろしくご対応ください。

(6)懸案事項:「小次郎敗れたり!」を言うタイミングは、打ち負かした直後は敗者に同情が集まる可能性があるため、記者マインドの離反リスクがあります。キーメッセージ発言のタイミングは対決前に調整が必要。

その他不明な点は次回定例会でご質問ください。

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 こうして企画書に整理することで、記者に段取りよく取材していただくための流れが確認できます。

いま、話題になっている・・・
クイックexp200記事【top】をご存知ですか?

その効果についてもですが、
近藤 武さんの評判も色々と書かれてますね。

わたしが気になっているのはコレ・・・

気になる内容が『あの掲示板』でかなり流出してるみたいです。

ネタバレと口コミを読んでみると・・・
ある程度、購入前に中身がわかるっていいかも。(^^)v

文句とか批判ばかり言ってても仕方ないですよね。

ちょっと頑張ってチャレンジしてみようかしら?!

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