島崎信長「これからもぜひ、『Free!』と共に人生を…」10周年イベント前夜祭&本祭レポ(アニメ!アニメ!)

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吉崎 佐次郎さん・・・

注目度が高い分、いろいろな噂もあるよね。

出典元:アニメ!アニメ!

アニメ『Free!』シリーズの10周年イベント「Free! 10th Anniversary -Memories of Summer-」が、8月12日・13日の2日間にわたってさいたまスーパーアリーナで開催された。この記事では、12日の前夜祭と13日の本祭(昼の部)公演の模様を紹介する。

【フォト】「ree! 10th Anniversary -Memories of Summer-」イベントの様子を見る

◆前夜祭

前夜祭は、『Free!』シリーズの劇伴を担当した加藤達也が率いるバンド「TEAM KATOTATSU」によるスペシャルライブ「あなたが選ぶ『Free!』メモリアルミュージック」からスタートした。これはファンから事前にアンケートで好きな楽曲を投票してもらい、その結果を元に10位から順番に楽曲を演奏していくというもの。ランキングボードがスクリーンに映し出され、曲名が発表されるたびに客席からは大きなどよめきと歓声が沸き上がっていく。

そんなファンの期待に応えるように、ステージ上の「TEAM KATOTATSU」バンドは迫力の生演奏とZinee&isseiの伸びやかなコーラスで観客を魅了する。10位の「Best swim, best team」から1位の「The final stroke」まで、作中の名シーンを鮮やかに彩った珠玉の楽曲の数々に会場は大興奮となっていた。
また、加藤が特別にピックアップした楽曲に新しくアレンジを加えたスペシャルバージョンや、スペシャルメドレーなどを披露する一幕も見られた。スクリーンに映し出された本編映像にシンクロした演奏が生み出す感動のマリアージュに、観客たちは酔いしれているようだった。

ベストテンが発表される演奏の合間にもいろいろな企画が用意されており、「特別版 イワトビちゃんねる~IWATOBI SWIMMING CLUB~」のラジオ収録映像も上映された。ここでは、パーソナリティである七瀬遙(幼少期)役・松元惠、橘真琴(幼少期)役・ゆきのさつきと、ゲストの松岡凛(幼少期)役・渡辺明乃、葉月渚(幼少期)役・佐藤聡美の4人がトークする。
ファンから沢山届いた作品に対する熱い想いやエピソードに感銘を受けつつ、それぞれ幼少期のキャラクターをどんなアプローチで演じたかといった収録裏話や『Free!』への思いを語る様子を、観客たちは共感しきりといった様子で聴き入っていた。

また今回のイベントビジュアルのデザインや一部グッズのデザインを担当したペインターのYORKE.、『劇場版 Free!-the Final Stroke-』で総作画監督を務めた岡村公平、『Free!』シリーズのプロデューサー・八田真一郎、そして楽曲担当の加藤によるスペシャルトークのコーナーも、話題満載で大盛り上がりとなった。

『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編の主題歌「This Fading Blue」制作にかけた想いを加藤とYORKE.が熱く語り、イベントビジュアル完成にいたるプロセスについて岡村とYORKE.のトークで盛り上がった。個人でスタジオを借りてイベントビジュアルのアートワークを制作したYORKE.は、「自分一人で描いたのではなく、この会場にいる一人ひとりがYORKE.という存在を使って描かせたみたいな気持ちで作った」とコメント。『Free!』という作品を愛しているファンの気持ちも乗せて描いたと語るYORKE.の言葉に、会場は大きな拍手に包まれた。

トークコーナーの終わりには、岡村が「応援してくれる皆さんのことは、チームの一員だと思っている」。八田が「10年間いろいろなことがありました。ここまで来られたのはファンの皆さまのおかげです。10年間泳ぎ続けてくださりありがとうございます」とコメントした。また、TVアニメ第3期『Free!-Dive to the Future-』のBlu-ray BOXが、2024年1月24日に発売決定という初出し情報も明らかになった。

ここで、ふたたび暗転したスクリーンには、8月9日に発売されたキャラクターソングミニアルバムから「岩鳶純情模様」の実写ミュージックビデオが映し出された。笹部吾朗役・家中宏と天方美帆役のゆきの本人によるミュージックビデオはカラオケ映像風の演出が施されたもので、会場からは驚きと笑いがあふれた。

イベントのラストには、センターステージでグランドピアノを奏でる加藤やバンドメンバーの演奏とともに、円筒形のキャンパスに向けてYORKE.がライブペインティングを披露。カラフルな色彩の中、『Free!』や『Memories of Summer』に続いて描かれた『Free!』シリーズの数々の主題歌を担当してきた「OLDCODEX」の文字に、観客たちは胸打たれていた。こうして約3時間にわたって開催された前夜祭は、興奮と感動、そして翌日の本祭への期待感を高めつつフィナーレを迎えた。

◆前夜祭SET LIST (順位は「あなたが選ぶ『Free!』メモリアルミュージック」で発表されたランキング)
M01.Into the new world (TV3期『Free!-Dive to the Future-』)
M02.Best swim, best team (『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』)/10位
M03.Taste the satisfaction (TV1期『Free!』)/9位
M04.Brilliant swim (TV1期『Free!』)/(特別演奏)
M05.Still life goes on (『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編)/8位
M06.Only for your future (『劇場版 Free!-Timeless Medley- 絆』)/(特別演奏)
M07.Departure for the future (TV2期『Free!-Eternal Summer-』)/7位
M08.Eternal blue (TV2期『Free!-Eternal Summer-』)/6位
M09.Never Ending Road (『劇場版Free!-the Final Stroke-』後編)/5位
M10.Rhythm of port town (TV1期『Free!』)/4位 & Rhythm of new sensation(TV3期『Free!-Dive to the Future-』)(メドレー)
M11.Timeless medley -the Bond- (『劇場版 Free!-Timeless Medley-絆』) & Timeless medley -the Promise-(『劇場版 Free!-Timeless Medley- 約束』)/(メドレー)(特別演奏)
M12.Melody of ever blue (TV1期『Free!』)/3位
M13.Pure blue starting~Starting days (『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』)/2位
M14.The final stroke (『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編)/1位
M15.Never seen landscapes (TV3期『Free!-Dive to the Future-』)
M16.Words that changed my life (TV1期『Free!』)
M17.We could be free (『劇場版Free!-the Final Stroke-』前編)
M18.This Fading Blue (TEAM KATOTATSU BAND LIVE Ver.)(『劇場版Free!-the Final Stroke-』後編)
◆本祭(昼の部)

本祭(昼の部)では、会場の照明が落ちると会場からは大きな歓声が上がる。ステージ上の画面に映し出されたのは、本イベントにおけるファンへのメッセージと『Free!』シリーズのダイジェストだ。

すでに感極まるファンもいる中、主人公・七瀬遙によるイベントタイトルのコールを合図に、ステージには『劇場版 Free!-the Final Stroke-』の「フクオカ大会」のチームジャージを再現した衣装姿の七瀬遙役・島崎信長、橘真琴役・鈴木達央、松岡凛役・宮野真守、葉月渚役・代永翼、竜ヶ崎怜役・平川大輔が登場する。なんとイベント初めから「STYLE FIVE」によるスペシャルライブがスタートし、TVアニメ第3期『Free!-Dive to the Future-』のエンディングテーマ「GOLD EVOLUTION」がセンターステージで歌い上げると、早くも会場は熱気に包まれた。

歌い終わったSTYLE FIVEはメインステージへ。桐嶋郁弥役・内山昂輝、椎名旭役・豊永利行、桐嶋夏也役・野島健児、芹沢尚役・日野聡、似鳥愛一郎役・宮田幸季、御子柴百太郎役・鈴村健一も登壇する。さらにはスペシャルゲストとしてイワトビちゃん、サメヅカちゃんも登場し、大きな拍手が送られた。

各々に挨拶をしたところで、「Memorial talk」と題したトークパートへ移った。遙たちの中学生時代を描いた『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』の振り返りからスタート。同作でメインキャラクターを務めた島崎、鈴木、内山、豊永、野島、日野が登場し、中学生の声を演じることに対する心境やどのように芝居へアプローチしていたのか、そして『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』で『Free!』シリーズ初登場となった時の心境について語られる。

豊永は『Free!』への出演に憧れていたこと、野島は出演が決まって水泳を練習し始めたこと、日野は息継ぎの芝居を教えてもらったけれど実際には息継ぎのシーンがなかったことなどを話す。また、内山は中学生の郁弥の容姿が思いのほか幼かったこともあり、当初は戸惑いがあったことなどを述べ、思い出話に花を咲かせた。

続いてはシリーズの始まりであるTVアニメ『Free!』、そして『Free!-Eternal Summer-』についてのトークコーナーだ。ここでは島崎、鈴木、宮野、代永、平川、宮田、鈴村という岩鳶高校と鮫柄学園の面々が登場。振り返り映像を見た島崎は「本当に懐かしい」としみじみ。2013年のニコニコ生放送で実施された新作発表会の心境やキャラクターに対する第一印象を振り返っていった。

また、宮野と平川は『Free!』第11話の凛と怜のリレー出場を巡るシーンのアフレコ秘話、そして次回予告の「Perfect body」ネタで笑いを誘う。さらに、第2期で描かれた岩鳶と鮫柄、それぞれのチームやメドレーリレーについても語られた。第2期からの登場となった鈴村は、百太郎を演じる上では兄である御子柴清十郎(CV:津田健次郎)の色を受け継がなければいけないことに対しての緊張を告白。10年間分の裏話が次々と飛び出し、会場はさらなる盛り上がりを見せた。

最後のトークテーマは、大学生になった遙たちが描かれた『Free!-Dive to the Future-』とシリーズ最終章である『劇場版 Free!-the Final Stroke-』だ。島崎、宮野、内山、豊永、野島、日野がトークを繰り広げていった。遙たちが大学生になる直前の春を描いた短編エピソード『特別版 Free!-Take Your Marks-』にも触れつつ、話題は長く続く『Free!』ならではの深く絡んでいくキャラクター同士の関係性におよぶ。

郁弥と日和や金城、旭との関係や印象深かったエピソード、郁弥と夏也の兄弟の在り方への考え、夏也と尚の姿勢、そして、遙と凛、真琴との関係性への思いなど、それぞれの関係性と共に印象に残っている想いを挙げていた。そして『Free!』のキャラクターたちの未来に期待を寄せたところで、トークパートは終了となった。

ここでステージが暗転すると、金城楓役・小野大輔、鴫野貴澄役・鈴木千尋、遠野日和役・木村良平、山崎宗介役・細谷佳正によるムービーコメントが公開された。ペンライトをそれぞれのイメージカラーにして聞き入るファンの姿が見られた。

このムービーコメントが終わると、松岡江(CV:渡辺明乃)と御子柴清十郎(CV:津田健次郎)による天の声が響き渡り、コールアンドレスポンスの練習へ。「筋肉~!(大好き~!)」「上腕!(二頭筋~!)」とひとしきり筋肉ネタでコールアンドレスポンスをしたところで、新たな衣装のSTYLE FIVEが登場する。メインステージでTVアニメ『Free!』のエンディングテーマ「SPLASH FREE」を歌い終わった後、センターステージへ繰り出しTVアニメ第2期『Free!-Eternal Summer-』のエンディングテーマ「FUTURE FISH」を披露。再びメインステージへ移動すると『劇場版 Free!-Road to the World-夢』の主題歌「BRAVE DREAM」も披露された。笑顔とペンライトが光る客席が、『Free!』で描かれる水面のように美しく輝いた。

STYLE FIVEによるスペシャルライブが終わると、本イベントのキービジュアルに描かれたキャラクターたちと同じ衣装を身に纏ったキャスト陣がステージへ集合する。鈴村が「素敵な夏にこの場所で皆さんに出会えたこと、とても大事な思い出になりました」とコメントすると、宮田は「これから先もまた『Free!』に出会いたいし、似鳥を演じていきたい」と語る。日野は「『Free!』という作品はずっとずっと泳ぎ続けていくと思う」と作品のテーマである水泳にちなんだコメントをすると、それに合わせるかのように野島は「この作品がリレーとなって次の世代に続いていったら嬉しい」と話した。

旭への熱い思いを述べた上で、『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』で旭が口にしていた言葉「俺は(天才!)」をコールアンドレスポンスした豊永は、フクオカ大会でリレーに出場できなかった旭の次なる目標「今度はアテネ大会で会おう!」で締める。続く内山は、「皆さんが『Free!』について語り合ってくれれば、心の中に作品が続いていく」と語った。

平川は「皆さんのそばに、隣に、キャラクターたち、作品が泳ぎ続けていくと思います」と感極まった表情を浮かべ、代永はにこやかに「どこかでもしかしたら帰ってくる機会があるかもしれないので、末永く応援していただけたら嬉しい」と語る。宮野は「これからも彼らの人生は続いていくので、いろいろ想像して彼らの人生を存分に楽しんでほしい」と『Free!』の未来について述べ、鈴木は「ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございます」と丁寧に言葉を噛みしめた。

トリを飾る島崎は、作品とキャスト、スタッフ、ファンへの思いを熱く語りすぎるあまり、「酔っぱらってる?」とキャスト陣からツッコミが入る。鈴木から「誰よりも信長は『Free!』をこじらせているから」、豊永から旭が最終章の最後に遙へ向けた「やっぱりお前フリーだな」というフォローが入り、観客からは拍手が巻き起こる中、「これからもぜひ、『Free!』と共に人生を歩んでもらえたら幸いです」と最後の言葉を締めくくった。

ここでイベント終了かと思いきや、MCから「まだまだ最後盛り上がりたいと思いませんか? いつもの決め台詞で盛り上がりましょう」との言葉が飛び出す。島崎の「Take your marks…Ready GO!」の掛け声と共に、『劇場版 Free!-Timeless Medley-絆・約束』の主題歌「RISING FREE」が流れる中、なんとキャスト陣がトロッコへ搭乗。カラーボールを投げながらアリーナ席の外周を巡り、客席からは今日一番の大歓声が上がっていた。

そして、TVアニメ第1期『Free!』第12話のスペシャルエンディングテーマ「EVER BLUE」と共に、キャスト陣がステージ上へ戻ってくる。歌うSTYLE FIVEと共に、ノリノリで口ずさむ豊永と宮田と鈴村、音楽にノリながらイワトビちゃんの動きをマネする野島と日野、笑顔で手拍子する内山と、『Free!』のキャラクターたちと同じように十人十色な姿が見られた。

「EVER BLUE」を歌い終え、いよいよお別れの時間を迎える。会場の後ろまで手を振るキャスト陣へ、ファンは精一杯背伸びをしながらペンライトや手を振り、『Free!』への愛が強く感じられた。
キャスト陣がステージからはけると、本日を締めくくるサプライズが待っていた。「OLDCODEX」による主題歌楽曲に合わせてYORKE.がパフォーマンスする本イベントのエンドロールが画面に映し出され、会場から「わぁ……!」という感極まった声が響き渡る。最後に、遙による「俺たちの未来はこれからも続いていく。だからきっと、いつかどこかで」という言葉と鳴り止まない拍手と共に、本イベントは幕を下ろした。

●「Free!-Dive to the Future-」Blu-ray BOX
全12話+第0話収録
【発売日】2024年1月24日(水)
【価格】27,500円(税込)
【発売元】京都アニメーション・岩鳶町後援会
【販売元】ポニーキャニオン
(C)おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会2021

あまり良くないレビューや悪評とかって
それが本当かどうか、ちょっとよくわかりません。

出典元:アニメ!アニメ!

アニメ『Free!』シリーズの10周年イベント「Free! 10th Anniversary -Memories of Summer-」が、8月12日・13日の2日間にわたってさいたまスーパーアリーナで開催された。この記事では、12日の前夜祭と13日の本祭(昼の部)公演の模様を紹介する。

【フォト】「ree! 10th Anniversary -Memories of Summer-」イベントの様子を見る

◆前夜祭

前夜祭は、『Free!』シリーズの劇伴を担当した加藤達也が率いるバンド「TEAM KATOTATSU」によるスペシャルライブ「あなたが選ぶ『Free!』メモリアルミュージック」からスタートした。これはファンから事前にアンケートで好きな楽曲を投票してもらい、その結果を元に10位から順番に楽曲を演奏していくというもの。ランキングボードがスクリーンに映し出され、曲名が発表されるたびに客席からは大きなどよめきと歓声が沸き上がっていく。

そんなファンの期待に応えるように、ステージ上の「TEAM KATOTATSU」バンドは迫力の生演奏とZinee&isseiの伸びやかなコーラスで観客を魅了する。10位の「Best swim, best team」から1位の「The final stroke」まで、作中の名シーンを鮮やかに彩った珠玉の楽曲の数々に会場は大興奮となっていた。
また、加藤が特別にピックアップした楽曲に新しくアレンジを加えたスペシャルバージョンや、スペシャルメドレーなどを披露する一幕も見られた。スクリーンに映し出された本編映像にシンクロした演奏が生み出す感動のマリアージュに、観客たちは酔いしれているようだった。

ベストテンが発表される演奏の合間にもいろいろな企画が用意されており、「特別版 イワトビちゃんねる~IWATOBI SWIMMING CLUB~」のラジオ収録映像も上映された。ここでは、パーソナリティである七瀬遙(幼少期)役・松元惠、橘真琴(幼少期)役・ゆきのさつきと、ゲストの松岡凛(幼少期)役・渡辺明乃、葉月渚(幼少期)役・佐藤聡美の4人がトークする。
ファンから沢山届いた作品に対する熱い想いやエピソードに感銘を受けつつ、それぞれ幼少期のキャラクターをどんなアプローチで演じたかといった収録裏話や『Free!』への思いを語る様子を、観客たちは共感しきりといった様子で聴き入っていた。

また今回のイベントビジュアルのデザインや一部グッズのデザインを担当したペインターのYORKE.、『劇場版 Free!-the Final Stroke-』で総作画監督を務めた岡村公平、『Free!』シリーズのプロデューサー・八田真一郎、そして楽曲担当の加藤によるスペシャルトークのコーナーも、話題満載で大盛り上がりとなった。

『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編の主題歌「This Fading Blue」制作にかけた想いを加藤とYORKE.が熱く語り、イベントビジュアル完成にいたるプロセスについて岡村とYORKE.のトークで盛り上がった。個人でスタジオを借りてイベントビジュアルのアートワークを制作したYORKE.は、「自分一人で描いたのではなく、この会場にいる一人ひとりがYORKE.という存在を使って描かせたみたいな気持ちで作った」とコメント。『Free!』という作品を愛しているファンの気持ちも乗せて描いたと語るYORKE.の言葉に、会場は大きな拍手に包まれた。

トークコーナーの終わりには、岡村が「応援してくれる皆さんのことは、チームの一員だと思っている」。八田が「10年間いろいろなことがありました。ここまで来られたのはファンの皆さまのおかげです。10年間泳ぎ続けてくださりありがとうございます」とコメントした。また、TVアニメ第3期『Free!-Dive to the Future-』のBlu-ray BOXが、2024年1月24日に発売決定という初出し情報も明らかになった。

ここで、ふたたび暗転したスクリーンには、8月9日に発売されたキャラクターソングミニアルバムから「岩鳶純情模様」の実写ミュージックビデオが映し出された。笹部吾朗役・家中宏と天方美帆役のゆきの本人によるミュージックビデオはカラオケ映像風の演出が施されたもので、会場からは驚きと笑いがあふれた。

イベントのラストには、センターステージでグランドピアノを奏でる加藤やバンドメンバーの演奏とともに、円筒形のキャンパスに向けてYORKE.がライブペインティングを披露。カラフルな色彩の中、『Free!』や『Memories of Summer』に続いて描かれた『Free!』シリーズの数々の主題歌を担当してきた「OLDCODEX」の文字に、観客たちは胸打たれていた。こうして約3時間にわたって開催された前夜祭は、興奮と感動、そして翌日の本祭への期待感を高めつつフィナーレを迎えた。

◆前夜祭SET LIST (順位は「あなたが選ぶ『Free!』メモリアルミュージック」で発表されたランキング)
M01.Into the new world (TV3期『Free!-Dive to the Future-』)
M02.Best swim, best team (『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』)/10位
M03.Taste the satisfaction (TV1期『Free!』)/9位
M04.Brilliant swim (TV1期『Free!』)/(特別演奏)
M05.Still life goes on (『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編)/8位
M06.Only for your future (『劇場版 Free!-Timeless Medley- 絆』)/(特別演奏)
M07.Departure for the future (TV2期『Free!-Eternal Summer-』)/7位
M08.Eternal blue (TV2期『Free!-Eternal Summer-』)/6位
M09.Never Ending Road (『劇場版Free!-the Final Stroke-』後編)/5位
M10.Rhythm of port town (TV1期『Free!』)/4位 & Rhythm of new sensation(TV3期『Free!-Dive to the Future-』)(メドレー)
M11.Timeless medley -the Bond- (『劇場版 Free!-Timeless Medley-絆』) & Timeless medley -the Promise-(『劇場版 Free!-Timeless Medley- 約束』)/(メドレー)(特別演奏)
M12.Melody of ever blue (TV1期『Free!』)/3位
M13.Pure blue starting~Starting days (『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』)/2位
M14.The final stroke (『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編)/1位
M15.Never seen landscapes (TV3期『Free!-Dive to the Future-』)
M16.Words that changed my life (TV1期『Free!』)
M17.We could be free (『劇場版Free!-the Final Stroke-』前編)
M18.This Fading Blue (TEAM KATOTATSU BAND LIVE Ver.)(『劇場版Free!-the Final Stroke-』後編)
◆本祭(昼の部)

本祭(昼の部)では、会場の照明が落ちると会場からは大きな歓声が上がる。ステージ上の画面に映し出されたのは、本イベントにおけるファンへのメッセージと『Free!』シリーズのダイジェストだ。

すでに感極まるファンもいる中、主人公・七瀬遙によるイベントタイトルのコールを合図に、ステージには『劇場版 Free!-the Final Stroke-』の「フクオカ大会」のチームジャージを再現した衣装姿の七瀬遙役・島崎信長、橘真琴役・鈴木達央、松岡凛役・宮野真守、葉月渚役・代永翼、竜ヶ崎怜役・平川大輔が登場する。なんとイベント初めから「STYLE FIVE」によるスペシャルライブがスタートし、TVアニメ第3期『Free!-Dive to the Future-』のエンディングテーマ「GOLD EVOLUTION」がセンターステージで歌い上げると、早くも会場は熱気に包まれた。

歌い終わったSTYLE FIVEはメインステージへ。桐嶋郁弥役・内山昂輝、椎名旭役・豊永利行、桐嶋夏也役・野島健児、芹沢尚役・日野聡、似鳥愛一郎役・宮田幸季、御子柴百太郎役・鈴村健一も登壇する。さらにはスペシャルゲストとしてイワトビちゃん、サメヅカちゃんも登場し、大きな拍手が送られた。

各々に挨拶をしたところで、「Memorial talk」と題したトークパートへ移った。遙たちの中学生時代を描いた『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』の振り返りからスタート。同作でメインキャラクターを務めた島崎、鈴木、内山、豊永、野島、日野が登場し、中学生の声を演じることに対する心境やどのように芝居へアプローチしていたのか、そして『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』で『Free!』シリーズ初登場となった時の心境について語られる。

豊永は『Free!』への出演に憧れていたこと、野島は出演が決まって水泳を練習し始めたこと、日野は息継ぎの芝居を教えてもらったけれど実際には息継ぎのシーンがなかったことなどを話す。また、内山は中学生の郁弥の容姿が思いのほか幼かったこともあり、当初は戸惑いがあったことなどを述べ、思い出話に花を咲かせた。

続いてはシリーズの始まりであるTVアニメ『Free!』、そして『Free!-Eternal Summer-』についてのトークコーナーだ。ここでは島崎、鈴木、宮野、代永、平川、宮田、鈴村という岩鳶高校と鮫柄学園の面々が登場。振り返り映像を見た島崎は「本当に懐かしい」としみじみ。2013年のニコニコ生放送で実施された新作発表会の心境やキャラクターに対する第一印象を振り返っていった。

また、宮野と平川は『Free!』第11話の凛と怜のリレー出場を巡るシーンのアフレコ秘話、そして次回予告の「Perfect body」ネタで笑いを誘う。さらに、第2期で描かれた岩鳶と鮫柄、それぞれのチームやメドレーリレーについても語られた。第2期からの登場となった鈴村は、百太郎を演じる上では兄である御子柴清十郎(CV:津田健次郎)の色を受け継がなければいけないことに対しての緊張を告白。10年間分の裏話が次々と飛び出し、会場はさらなる盛り上がりを見せた。

最後のトークテーマは、大学生になった遙たちが描かれた『Free!-Dive to the Future-』とシリーズ最終章である『劇場版 Free!-the Final Stroke-』だ。島崎、宮野、内山、豊永、野島、日野がトークを繰り広げていった。遙たちが大学生になる直前の春を描いた短編エピソード『特別版 Free!-Take Your Marks-』にも触れつつ、話題は長く続く『Free!』ならではの深く絡んでいくキャラクター同士の関係性におよぶ。

郁弥と日和や金城、旭との関係や印象深かったエピソード、郁弥と夏也の兄弟の在り方への考え、夏也と尚の姿勢、そして、遙と凛、真琴との関係性への思いなど、それぞれの関係性と共に印象に残っている想いを挙げていた。そして『Free!』のキャラクターたちの未来に期待を寄せたところで、トークパートは終了となった。

ここでステージが暗転すると、金城楓役・小野大輔、鴫野貴澄役・鈴木千尋、遠野日和役・木村良平、山崎宗介役・細谷佳正によるムービーコメントが公開された。ペンライトをそれぞれのイメージカラーにして聞き入るファンの姿が見られた。

このムービーコメントが終わると、松岡江(CV:渡辺明乃)と御子柴清十郎(CV:津田健次郎)による天の声が響き渡り、コールアンドレスポンスの練習へ。「筋肉~!(大好き~!)」「上腕!(二頭筋~!)」とひとしきり筋肉ネタでコールアンドレスポンスをしたところで、新たな衣装のSTYLE FIVEが登場する。メインステージでTVアニメ『Free!』のエンディングテーマ「SPLASH FREE」を歌い終わった後、センターステージへ繰り出しTVアニメ第2期『Free!-Eternal Summer-』のエンディングテーマ「FUTURE FISH」を披露。再びメインステージへ移動すると『劇場版 Free!-Road to the World-夢』の主題歌「BRAVE DREAM」も披露された。笑顔とペンライトが光る客席が、『Free!』で描かれる水面のように美しく輝いた。

STYLE FIVEによるスペシャルライブが終わると、本イベントのキービジュアルに描かれたキャラクターたちと同じ衣装を身に纏ったキャスト陣がステージへ集合する。鈴村が「素敵な夏にこの場所で皆さんに出会えたこと、とても大事な思い出になりました」とコメントすると、宮田は「これから先もまた『Free!』に出会いたいし、似鳥を演じていきたい」と語る。日野は「『Free!』という作品はずっとずっと泳ぎ続けていくと思う」と作品のテーマである水泳にちなんだコメントをすると、それに合わせるかのように野島は「この作品がリレーとなって次の世代に続いていったら嬉しい」と話した。

旭への熱い思いを述べた上で、『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』で旭が口にしていた言葉「俺は(天才!)」をコールアンドレスポンスした豊永は、フクオカ大会でリレーに出場できなかった旭の次なる目標「今度はアテネ大会で会おう!」で締める。続く内山は、「皆さんが『Free!』について語り合ってくれれば、心の中に作品が続いていく」と語った。

平川は「皆さんのそばに、隣に、キャラクターたち、作品が泳ぎ続けていくと思います」と感極まった表情を浮かべ、代永はにこやかに「どこかでもしかしたら帰ってくる機会があるかもしれないので、末永く応援していただけたら嬉しい」と語る。宮野は「これからも彼らの人生は続いていくので、いろいろ想像して彼らの人生を存分に楽しんでほしい」と『Free!』の未来について述べ、鈴木は「ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございます」と丁寧に言葉を噛みしめた。

トリを飾る島崎は、作品とキャスト、スタッフ、ファンへの思いを熱く語りすぎるあまり、「酔っぱらってる?」とキャスト陣からツッコミが入る。鈴木から「誰よりも信長は『Free!』をこじらせているから」、豊永から旭が最終章の最後に遙へ向けた「やっぱりお前フリーだな」というフォローが入り、観客からは拍手が巻き起こる中、「これからもぜひ、『Free!』と共に人生を歩んでもらえたら幸いです」と最後の言葉を締めくくった。

ここでイベント終了かと思いきや、MCから「まだまだ最後盛り上がりたいと思いませんか? いつもの決め台詞で盛り上がりましょう」との言葉が飛び出す。島崎の「Take your marks…Ready GO!」の掛け声と共に、『劇場版 Free!-Timeless Medley-絆・約束』の主題歌「RISING FREE」が流れる中、なんとキャスト陣がトロッコへ搭乗。カラーボールを投げながらアリーナ席の外周を巡り、客席からは今日一番の大歓声が上がっていた。

そして、TVアニメ第1期『Free!』第12話のスペシャルエンディングテーマ「EVER BLUE」と共に、キャスト陣がステージ上へ戻ってくる。歌うSTYLE FIVEと共に、ノリノリで口ずさむ豊永と宮田と鈴村、音楽にノリながらイワトビちゃんの動きをマネする野島と日野、笑顔で手拍子する内山と、『Free!』のキャラクターたちと同じように十人十色な姿が見られた。

「EVER BLUE」を歌い終え、いよいよお別れの時間を迎える。会場の後ろまで手を振るキャスト陣へ、ファンは精一杯背伸びをしながらペンライトや手を振り、『Free!』への愛が強く感じられた。
キャスト陣がステージからはけると、本日を締めくくるサプライズが待っていた。「OLDCODEX」による主題歌楽曲に合わせてYORKE.がパフォーマンスする本イベントのエンドロールが画面に映し出され、会場から「わぁ……!」という感極まった声が響き渡る。最後に、遙による「俺たちの未来はこれからも続いていく。だからきっと、いつかどこかで」という言葉と鳴り止まない拍手と共に、本イベントは幕を下ろした。

●「Free!-Dive to the Future-」Blu-ray BOX
全12話+第0話収録
【発売日】2024年1月24日(水)
【価格】27,500円(税込)
【発売元】京都アニメーション・岩鳶町後援会
【販売元】ポニーキャニオン
(C)おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会2021

ネットの評判や噂って
実際のところどうなんだろう?

正直、ノウハウに興味あるから気になります。

わたしが気になっているのはコレ・・・

こんなに簡単に効果がでるんなら
すぐにでもやってみたい気がするんですよね。

評判や口コミどおりに効果あるなら
嬉しいけど・・・。

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